機械技師掌篇



機械技師さまお相手のSS。
現代パロディ夫婦(追加)・主に会話文・名前変換はないかも。

ちょっと抜けてる主人公と、その子に世話を焼きながらも溺愛する技師さまのお話。
細かい設定はその話ごとに。
短編などの話とまったく違うノリ・関係性なので頭を真っ白にしてご覧ください。


◆2/18 

これ(2/16)の明るいver.


「こう見えて私、昔は地味で目立たないタイプだったんだからね。信じられない?」

「うん、正直。じゃないと外国に来て一目惚れしたオレのところに押しかける気力ないだろ」

「愛の力は関係無いのよ!とも言えるけど、どうも人って昔の他人からのイメージに縛られがちよね。
そんなんで私は決まらないのに」

「だから、オレにとってアンタが一番輝いてるよ」

「ふふ、でしょ?私もイーノックがどう見られても、貴方が一番よ」

「当然だね」

2021/02/18(Thu) 01:44 

◆4/19 

*外食中


「うーん、うーん……」

「…座らないの?」

「こういう時ってさ、隣同士に座るか向かいに座るか悩みどころよね」

「は?何が?」

「隣に座って技師さまに触るか……
向かいで美しい技師さまを収めるか……うーん」

「どっちもいいよって言ってないからな」

「えー、何だかんださせてくれるじゃない」

「オレはそのつもりないけど」

「でも、今日は向かい!キレイな技師さま見るー!」

「はぁ……」



「イーノックはさ、そもそも自分の美しさに気づいてないのよ」

「オレが気づいたところでどうするんだ」

「というか、容姿に興味ある?」

「いや全く」

「んん……でも自分が思ってるよりいい方だよ?」



「というか、アンタが気づいてるならそれでいい」

「!!突然のデレ……!ありがとうございます!」

2020/04/19(Sun) 23:32 

◆11/13 

「何してんの?」

「あ、技師さま。これフリーゲームって無料で遊べるやつなんだけど、自分が爆弾魔になってどんどん爆破させるやつなの」

「物騒だな」

「でね、思ったんだけどね、ある意味技師さまみたいだよね?」

「は?」

「だって技師さまは爆弾を作れる知識と技術があるでしょ?だから似てるなーって!」

「爆弾"魔"と一緒にするなよ」

「まあまあ、ちょっとイーノックのこと思い出しただけよ。でも、爆弾作れるからって悪いことに使っちゃダメだからね?」

「しないよ」

2019/11/13(Wed) 18:41 

◆8/9-2 

―ガリッ


「っ……痛ったぁっ!!」

「…どうした?」

「うぅ…力ずくで引っ張ったら、勢いで爪で引っ掻いちゃった……」

「はぁ……、見せて。……皮めくれて血が出てるぞ」

「え!うそ……ほんとだ、だから痛かったんだ…って、ちょ、ちょっと!?」

「ん……」

「な、な、何して、技師さま、」

「舐めてるだけ。…これぐらい舐めれば治る」

「っ……んっ、」

「……何感じてるみたいな声出してるの?」

「だ、だって……なかなか慣れない感覚だもん…」


「…はい。これでいいよ」

「ありがとう、イーノック」

「なるべく触るなよ」

「……う、うん!!」

「……(たぶん触るな)」

2019/08/09(Fri) 18:45 

◆8/9 

「夏になったねー」

「そうだね」

「技師さまは海とかプールに行きたいって思わない?」

「せいぜい見るくらいならいいかな」

「私と泳ぐのはイヤ?」

「アンタが泳いでるのを見てるよ」

「えー、一人で泳ぐの私?」

「ちゃんと保護者として見てるから」

「うーん、そういうことじゃなくて……あと私子供じゃないんだから!」

「ふっ、危険っていう意味じゃなくて?」

「そうじゃなくて、何かこう、海とかプールってたくさん人いるでしょ?その中で一人は…」

「そうだな、じゃあプライベートプールみたいなのは?」

「!……その手があったか」


「それなら水着姿もオレだけが拝めるんだろ?」

「さ、最初からそれが目的でしょ!」

2019/08/09(Fri) 00:31 

◆12/11-2 

「技師さま、好き」

「うん、知ってる」

「ぐはっ(鼻血)」

「……紛らわしいからやめてほしいんだけど」


※キュン死寸前

2018/12/11(Tue) 20:51 

◆12/11 

【夫婦らしいのからしくないのかわからない会話】


「イーノック、ぎゅってして」

「はいはい」

「あれ?イーノックの口から甘い香りがする」

「あぁ、さっきチョコレート食べたから」

「え、チョコ好きなの?」

「まあ」

「へぇ、なるほど〜」

「買って来るなよ」

「えっ!なんでわかったの」

「アンタ致死量ほど買って来るでしょ」

「くっ、バレたか」

「殺す気か」


(ただ旦那様が好きなだけ)

2018/12/11(Tue) 19:27 

◆10/18 

【機械技師と蝋人形館女主人の語らい】


「最近、奥様と手を繋いで歩いていらしてる姿を見かけましたわよ」

「はあ、そうでしたか」

「お熱いですわね」

「……妻は、手を繋いでいないとどっか行ってしまうので」

「まあ、そうなの?」

「目に入って気になった店とかにふらっと」

「蝶々さんみたいね」

「……あと、妻が手を繋ぎたいと言うので繋いでるというのもあります」

「ふふ……貴方はあの子の言うことは何でもお聞きなさるのね?」



「……オレは、妻が笑顔ならそれでいいので」

「まあ!ぜひあの子に聞かせてあげたいわ」

「でも絶対言わないでくださいよ。喜んで調子に乗るので」

「素直じゃありませんこと」

2018/10/18(Thu) 21:22 

◆10/7 

(メッセージが来た、)


>イーノック、買って来てほしいものがあります!
…、…、…
お願いね!
イーノック愛してるよ❤



(……ちょっと遊んでやろうか)





「ただいま」

「えっ!もう帰ってきた、う、ちょっと待って」

「……どうした?」

「あ、い、イーノックおかえり!買い物ありがと」



「、なんで鼻にティッシュ当ててるの」

「え、それは……」

「!血が出てる」

「な、何でもないです!」

「はぁ、とにかくソファに横になってて。ご飯はもう少し後でいいから」

「あ、ありがとう」



「オレが帰ってくるまでに何があったんだ」

「だって、イーノックがあんなメッセージ送るから!」

「……フッ、そういうことか」

「一番わかってるでしょ。普段あんまり言わないくせに」

「ん?オレはそんなつもりないけど。たとえば夜に、」

「あわわわ!わ、わかった!言ってました!」



>イーノック、買って来てほしいものがあります!
…、…、…
お願いね!
イーノック愛してるよ❤

>わかった。
オレも愛してる




「っていうか、アレだけで鼻血出されたら困る」

「だ、だって……急に来たからきゅんとしちゃって」

「ふ、可愛い」

「あっまたそんなこと言ったら血が」

2018/10/07(Sun) 12:01 

◆9/6-2 

*友人(オリジナル)登場
*7/1の続き


「久しぶりねー、こうやって話すの」

「ほんとだね。私が英国行くって決めてから、お互いに大変だったしね」

「急にあんたが英国に行ったのも驚いたけど、そこで婚約者を連れて来るとは驚いて死ぬかと思ったわ」

「あはは……」



「そういえばね。今言うのは意地悪だとは思うけど……前、ファミレスで食事してたでしょ。夫婦でね」

「え!」

「そこ、私もいたの」

「い、いつから……?」

「うーん、あんたたち夫婦が来店してから、かな」

「早く言ってよ……!!」

「ごめんごめん。まあ、厳密に言えば仕事の打ち合わせしてたの。だから偶然よ」

「そ、そうなの」

「でもあんたを見つけたからずーっと会話聞いてたんだけどさ」

「ぬ、盗み聞きはよくないです!」

「夫婦というより子守りね。旦那さんが、奥さんの子守り」

「え、……ま、まあ、あながち間違ってないというか……」

「ほんとかよ」

「で、でも私も料理する時あるから!」

「そういうことじゃ……」

「でも、旦那様も似たようなこと言ってたな。
"私を育ててるみたいだ"
って……」

「もう公認だ(笑)」



「けどね、育てられるのも幸せ。呆れてため息つかれるところも!」

「そ、そう……」

2018/09/06(Thu) 16:48 

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