アサガオ

□私たちが××について話すこと。
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『びゃくらんー。』

「なーに?」

『暇だからなんか話そうよ。』

「何について?難しい話は嫌だからね。」

『ミルフィオーレファミリーのセックスプレイ予想。』




「…は?」












私たちがセックスについて話すこと。
グロ・キシニアの場合













『まずさー、私が一番プレイ内容気になるのはグロだな。』

「え、いやいやいや、え、本当に語るの?こんな事を?」

『あ、嫌ならいいよ。レオ君と―、』

「まぁ、グロ君は確かに気になるよね。」

『切り替え早ぇな、オイ。』

「いつだっけ?クロームって中学生を陵辱しようとした挙げ句顎割って帰ってきたときには笑っちゃったよ。」

『あーあれは情けないよね。』

「うんうん。」

『グロってさー絶対アレだよね。あいつのノーマルセックスは過激なSMだよ。』

「ああ、それは分かる気がする。常に鞭で叩いてそうだね。」

『そうそう。あいつの考えるソフトなセックスが鞭と縄と蝋燭。で、ノーマルが流血。その上いっちゃうと最早処刑じゃね?』

「うわぁ…。」

『それか首切り落として首姦か脳姦か眼孔ファック。』

「嫌に詳しいね。」

『変態ですから。』

「納得。」

『で、本当に好きな人が居たらあれじゃね?ヤるだけヤって殺して、死姦して首切り落として保存して身体は食っちゃう、みたいな。あ、勿論生でね。』

「うわー、というかそんな人が現れるか分からないけどねー。」

『ていうかあいつの顔見た時点で逃げんだろw』

「いやいや、分からないよー。右目ピクピクさせたりしなきゃ普通に美形…だよね?」

『聞くな。』

「ごめん。あ、マシマロ取って。」

『ほい。つーか女をメスブタって認識してる辺りでアウトだね。』

「アリガト。んーそだね。」

『でもさでもさ、自分でサドだって言ってるクセにドMだったら面白くない?』

「ん?矛盾してない、ソレ。」

『あーっとね、なんつーの。強気受け、的な。』

「ああ…。」

『最初はかなり泣きながら抵抗してさ、でもプレイ終盤にはすげー勃起してたり。うわ、気持ち悪ぃ!』

「…なんかボク、もうまともにグロ君の顔見れないや。」

『"見たくない"の間違いじゃね?』

「…。レオ君、紅茶お願い。」

『あ、私もー。ってか、私もグロのそんな姿想像したくねーってw』

「…。」

『無言でマシュマロ食うな。』

「あれ、このマシマロ、チョコ入ってる。」

『え、マジ?あ、ほんとだーちょーうめー。』

「何これ、どこの?」

『知らね。あ、裏に書いてあんじゃね?』

「あ、ほんとだ。レオくーん、このマシマロ買い占めてきてー。」

『スケールでけぇ。さすがボス。』

「でしょー。あれ、なんの話だっけ?」

『ん?あーグロの強気受け?』

「…うぇ。」

『心底嫌そうな顔すんなよ。グロたんかわいそー。』

「グロ君は名前の通りグロいプレイでいいでしょ、もう。」

『正論だけど、ちょー投げ遣りwていうかグロなんて名前付けられてかわいそー。』

「いや、案外喜んでるかもよ。あんなんだし。」

『うは、確かに。』

「否定できないよねー。」

『だってグロだもん。』

「仕方ないよね。」






(今度グロに直接聞いてこようかな。)
(お願い、ヤメテ。)




END!





















「、ぇっきし!ヒッ!」

「隊長?風邪ですか?」

「いや…なんでもない…。」



(どこかで自分の嫌な噂をされているような気がした。)

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