銀沖銀高中心短編
□君に夢中さBaby
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ストーカーなんて呼んでるけど本当は。
…本当は。
「…や、やらないでさぁ、土方さんにはやりやせん!。」
そういい、俺は沢山の花を抱えて走り出した。
…贈り主の元に。
赤いバラ、黄色いバラ、ピンクのバラ。
色とりどりのバラを抱えて俺は走る。
「旦那、旦那!。」
俺は万事屋まで走り階段を駆け上がる。
「…沖田くん?。」
俺は後ろから抱き着く、沢山の花と共に。
「…お「あんたはストーカーですかぃ!、毎日毎日花束を屯所に贈るなんて。」
「ごめ「けど、嬉しかったでさぁ。」
くるりと廻り抱きしめ返してくる旦那に俺も背中にぎゅっと手を廻した。
「気づいてた、沖田くん?。」
旦那は優しく微笑みながら言った。
「バラの数、沖田くんの歳の数と同じなんだよ。」
誕生日おめでとうといい、旦那は優しいキスをしてくれた。
終わり