銀沖銀高中心短編
□姫君の願い事
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俺は途中で菓子やらジュースやら旦那の好きな苺牛乳も買い万事屋を目指した。
「旦那ー!、いないですかぃ?。」
俺はお邪魔しまさぁ、といい玄関を開けてみた、すると鍵がかかっていなくてすぐに開いた。
「無用心でさぁ、旦那、だーんな!。」
誰もいないらしい。
俺はこれ幸いと準備を始めた。
買ってきたものを冷蔵庫に入れて俺は勝手知ったるなんとやらで台所にたった。
料理なんて旦那の弁当を作った以来でさぁ。
「旦那、喜んでくだせぃよ。」
驚く旦那、そしてにっこり笑ってくれるだろう。
その頃、珍しく依頼があった銀時は江戸の外れにいた。
「たく、こんな外れまでこさせやがって倍払ってもらわないと割にあらねえよ。」
なんてほざきながらなんなく依頼を終わらせて家路を急いでいた。
すると向こうから真っ黒なカラスみたいな男が歩いてくる、俺の恋人沖田君の上司、多串くんだった。