銀沖銀高中心短編

□恋なんかじゃない
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俺は色恋にはめっぽう疎い、初恋だってまだだし、第一女はすぐに泣くしうるせえし、俺は男と遊んでいるのが気楽でいい。    


「はあ、どこまで鈍感なんだよこいつは…。」   


ど、鈍感?、なんで俺、鈍感呼ばわりしなきゃなんねんだよ!!。      


「あー、まどろっこしいんだよ、てめえは!!、なんが言いたいのかはっきりといいやがれ!。」    


俺は気は長いほうではない、なのでとうとうキレた。


「…言いたいことね。」 


銀時はそう呟くと俺を抱き締めた。        


「!!!!。」     


「お前は自分の気持ちにも気付かないパーかよ。」 


「ぎ、銀時。」     


俺を抱き締めている腕に力がはいる、銀時のいきなりの行動に嫌悪を抱くかと思っていたがそんなことはなかった。        


「さっきの告白断るよな?。」          


俺は我知らずに頷いていた。           


ああ、俺こいつに抱き締められてもいやじゃなかった、むしろ…。      


嬉しかったなんて考えてる俺、ああもう認めてやるよ!。          


てめえが好きだって…。 


終わり 後書き
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