銀沖銀高中心短編

□恋なんかじゃない
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なんでだかわからねぃ、銀時が近づくといつもこうなる。          


「寄るなよ!、うっとおしいから!。」      


そう言わないと俺の鼓動は増すばかりで、いつしか身体全体が火照ってくる。 


「晋助?、熱あるの?、めちゃくちゃ顔赤いけど?。」           


といい、額に額をこつんとぶつけてくる銀時に俺はありえないぐらい顔に熱が籠もる。         


ああ、もうマジでありえねぃ…。         


そんな俺の様子を見ていた銀時は急ににっこりと笑った。          


「?んだよ、何笑ってやがる!!。」       


「ふっ、別に、てかさぁ、さっきの告白さっさと断ったほうがいいぜ?、あの子可哀想だからさ。」   


「はあ?、別にてめえにゃ関係ねえだろ、まだ断るなんて決めてねぇよ。」  


「…ふーん、晋助って意外にひどい奴なんだな、二股かけようってか。」   


銀時の言葉がマジで理解できない、誰か説明してくれ。           


「ふ、二股なんてかけるわけないだろぉが!、んなめんどくさくて御免だ!。」
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