銀沖銀高中心短編
□姫君にキスを…
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俺の好きなのは旦那だから、旦那と俺は結婚なんてできないから。
「沖田くんならドレス姿とか似合いそうだよね、女顔だし。」
「え?。」
ドレス?、それはいったいどういう意味?。
「さあ、ご馳走様、奢ってもらったから、銀さん沖田くんをいいとこ連れていってやるよ。」
乗ってと旦那は俺にメットを投げてよこした。
俺は旦那の華奢なでも筋肉質な背中にぎゅっとしがみついた、なんかあったかい。
「…ついたよ。」
その声で俺は目を開けた、
「うわぁ!、すごい綺麗でさぁ。」
ついたのは夕焼けのすごく綺麗な小高い丘だった。
「ここはね俺のお気に入りの場所なんだ、綺麗だろ?、この時間が一番綺麗なんだ。」
にこっと笑う旦那はすごくかっこよくて俺は思わず口にした。
「土方さんもここにきたんですかぃ?。」
「え?、なんで大串くん?ここに連れてきたこと沖田くんが初めてだよ?。」