銀沖銀高中心短編

□好きが止まらない
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声がしてぱっと顔をあげると目の前に銀時。    


…え?、ええ?。    


「さっきから長髪男が呼んでるのに答えないから長髪男が怒ってるから。」  


「長髪?、ああ、ヅラのことか?。」       


「ヅラ?、あの長髪男はヅラって言うのかぷぷ。」 


「すごい合ってる。」  


あっ、笑った。     


銀時はめちゃくちゃ楽しそうに笑い出した。    


「ねえ、あっちに行こうよ、ヅラと三人で遊ぼう!。」           


銀時に手を引っ張られて俺はぼんって音がするぐらいに顔が真っ赤かになる。 


「おい、お前平気か?。」


そう言うと銀時は俺の額と額をぴたりとくっつけた。    


「うわああ!。」    


驚いた俺は転んでしまった。           


「ふっ、何やってるんだよ、お前、おもしろいな。」


そう言って手を握り俺を起こしてくれた。     


「お、お前じゃない、晋助だ!。」        


そう言った俺にきょとんとした顔をしていた銀時がすぐに笑顔になる。    
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