銀沖銀高中心短編
□素直にILOVEYOU
2ページ/5ページ
俺は席を立ち上がり喫茶店を後にした。
「高杉!」
俺は窓から見えた愛しくて堪らない存在を追い掛けた。
「銀時?。」
振り向いた男はやはり高杉で俺は近寄り抱き締めた。
往来には沢山の人がいる、でもそんなの気にならない。
「…なんで銀時?。」
信じられないって顔をしながらも俺に抱きついてくる高杉。
「いっつもお前ばっかり江戸にきてもらうのも芸がねえじゃん。」
俺は高杉の瞳を見つめて伝えた。
「誕生日おめでとう。」
そう言ったら高杉は真っ赤になり俺の胸に顔を埋めた。
「…バカ」
高杉はそう言いながら嬉しそうで俺は頭を撫でた。
「…時間ある?。」
「はっ、ああん…。」
高杉は俺を隠れ家に連れていき抱かれたがった。
昼間からこんなことをしている俺達。
高杉は着流しを羽織るだけの格好で俺の愛撫を受け入れている。