銀沖銀高中心短編

□逢瀬
3ページ/7ページ

いつもより甘い言葉を囁く織姫さんに俺は我慢できなかった。        


「抱きたい、ずっと高杉を抱きたかった。」    


「代役がいたんじゃねえのか、俺だって違う相手に抱かれた、お前が与える熱は熱すぎて持て余す、だからそれを沈めるために俺は…。」          


「否定はしない、俺だって他に相手はいる、けど愛しているのは本当に欲しいのは高杉だけだから。」  


「…勝手な野郎だ。」  


高杉は俺から離れて立ち上がり窓を閉めた。    


するすると着流しを脱いでいく音がする。     


「俺も本当に抱かれてえのは銀時、てめえだけだ、抱けよ、抱いて俺をめちゃくちゃにしてくれ…。」  


高杉を再び押し倒して俺は至る所に赤く華を咲かせる。           


自分の所有印を強く強く残るように…。      


身体中に散らばる華を俺は愛しくなぞる。     


高杉の艶めいた声を聞きながら俺は高杉自身を扱く。


「高杉のここ、先走りがすごい、ぬちゃぬちゃ。」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ