銀沖銀高中心短編

□お前しかいらない
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その声に俺は驚いて銀時を見た。         


「それ、晋助に似合うと思うよ、俺からのプレゼント受け取って。」     


そういい、銀時は俺を試着室に押し込んだ。    


俺は店主から渡された着流しをじっと見ていた。  


俺に似合うか…。    


くすっと笑って俺は着ていた着流しを脱いで、糊のきいたぱりっとした真新しい着流しをきた。     


鏡の中にいるのは高杉晋助であってそうじゃないそんな感じ。        


「やっぱり、よく似合ってるよ、晋助、これ着ていくんで…。」       


銀時は早々に会計を済ませていたらしく俺は買ってもらった着流しで町を再び歩きだした。       


「…てめぇにこんなものもらうとはな、ジリ貧天パーのくせに。」      


思っていたのと違う言葉を履いてしまう俺。    


ああ、違う、そんなことを言いたいわけじゃねぇ。 


「お前なぁ「…れしかった。」          


「は?。」       


あまりに小さい声だったので聞こえなかったらしい、ちくしょう、一回でききやかれ。
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