銀沖銀高中心短編
□夜桜
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もう俺自身は天を仰ぎ、銀時の刺激を待っている。
「銀、なあ触ってくれよ。」
俺は見せ付けるように銀時の目の前で自分で自身を扱く。
俺の先端から先走りの汁が伝う。
その手を銀時がやんわり止めて銀時の口に含んだ。
直に感じる銀時の口の中の暖かさに涙が溢れた。
若い俺たちにはなかった感情、あの頃の俺たちはさるみたいにただ腰を互いに絡めるだけだった。
銀時の口は激しく上下して俺を歓楽に誘う。
ああ、もっと、もっと俺を壊して…。
銀時は手と口で俺を一番高みにと押し上げた。
「うえ、まず…。」
いきなり口の中に俺は吐き出してしまい銀時は顔をしかめた。
「はあ、はあ…。」
達した後のなんともいえない高揚感から俺は銀時を見た。
欲情した顔で…。
それに銀時は気付かないはずはない、銀時は俺の両足を大きく拡げて身体を滑り込ませた。