銀沖銀高中心短編

□願
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『今度あったらその時は…。』          


と言われているのは解っている、けどな…。    


今日ぐらいいいだろ?。 


なあ、銀時?。     


『願』         


今、高杉は江戸にいた。 


二度とくるつもりはなかったがそれでも足が向いてきてしまった。      


今日という日は高杉にとって特別な日だから…。  


笠を深く被って顔を隠すようにして俺はさてどうするかと考えた。      


今、あいつは多分万事屋にはいない、どこにいるのか…。          


高杉は野性の勘を働かせていた。         


…ふと見ると川原に寝転んでいる銀色の髪を見つけた。           


銀時に気付かれないように高杉は足音に気付かれないように歩いて近づく。  


「…人の背後にたつなよ。」           


「…はっ、さすがだな。」


銀時は高杉に目をあわせないように下を向いたまま話した。         


「…てか、今度あったら斬るって言わなかったか、言ったよな!。」
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