銀沖銀高中心短編
□姫君にキスを…
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「旦那!。」
いつからだろう、俺がいつも銀の光を求めるようになったのは。
「また、さぼってんのか、働けよ、税金どろぼー。」
そんなことを言う銀時の瞳は優しい、沖田はそんな銀が好きだった。
今日こそ想いをつげたい、俺の想いを…。
「旦那今日も暇なんですかぃ?。」
「悪かったな、今日も暇で!。」
おじさんだって頑張ってるんだよと旦那は言った、旦那はおじさんなんかじゃない、俺の周りには本当のおじさんしかいねえからそう思った。
「沖田君さ。いつも一緒の男はどうしたの?、あの瞳孔ひらいたあんちゃんは。」
瞳孔ひらいたあんちゃん、土方さんが旦那は気になるんですかぃ?、あんなマヨラーが旦那の好みなんですかぃ?。
沖田の心の声は銀時にはもちろん、通じなかった。
「あ、俺もういくな!、じゃあね、沖田君。」
行ってしまう、俺は思わず。
「甘味奢りまさぁ。」