銀沖銀高中心短編
□姫君のバースデー
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今日は朝まで一緒にいよう…。
だって今日は…。
『姫君のバースデー』
7月、まだ真夏にはならないけど寝苦しい日が続いている。
「隊長!、お誕生日おめでとうございます!。」
屯所に響くおめでとうの言葉。
「ああ、ありがとうでさぁ。」
隊士達から次々とプレゼントを渡されて俺の両手は色とりどりのプレゼントでうめつくされた。
「隊長は真選組のアイドルですからね、プレゼントもまだまだ貰うんじゃないですか?。」
と言って山崎がやはりプレゼントを渡してきた。
「…。」
部屋に入ると唖然。
俺の部屋がプレゼントで足の踏み場もない。
「ああ、それは隊長のファンからです!、まだまだあるんですけど入りきらないので。」
ファン!、そんなものがあったことに驚いた。
「寝るとこがないでさぁ。」