Other*

□金の斧 銀の斧
1ページ/1ページ

:金の斧 銀の斧:


「あなたがこの湖に落としたのはどちらの投手ですか?」

「アナタは世界のぐっち様!」

「こちらの投手ですか?」

「隆也、テメ、しっかりオレの世話に勤しんでろよ。早く引き上げろ。80球捕ったら次は夕食な。今晩はステーキ食べたい、風呂と隆也はその後だ!」

「それともこっちですか?」

「ごめん、昨日隠れて800球投げちゃいました。だって楽しくて楽しくて……あっでも怒んないで、ね 今日もまたお風呂で頭洗ってね、出たら歯も磨いてね。ふひっ」


「どっちも違います、オレは出来れば叶か高瀬さんがほしいんです」

「嘘はいけませんねー」

「ホントにもう他の投手がほしいんです!ていうかこの二人はオレがわざわざ沈めたんです。他の人くれないなら元にもどしちゃってください」

「そんなぁ、この湖が滅んじゃうよ」

「おまえ世界のぐっちだろ、なんとかしろよ!!」






今頃世界のどこかで秋丸と畠と和さんがため息ついている。





「どの投手にもちゃんとした捕手がいるじゃん。榛名さんは秋丸さんに返しなよ。そんで、やっぱりおまえは三橋なんだよ」
「だってアイツ めんどくさいだもん。よし田島、オレに花井を譲れ」
「嫌だ!梓はオレんだっ」
「くっ…じゃあ沖。おーい、オーーーーーキーーーーーー!!」


「怖い、阿部がオレのこと森の奥から呼んでいる、怖い」

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ