日和
□小ネタログ
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部下談義
質問です。もしもあなたの上司が川に落ちて流されたなら?
鬼男「えー?ああ、もうしょうがないなぁ、このエロイカ自分で泳ぎやがれって岸辺からいうけど、あの人本当に溺れそうだから仕方がない、飛びこんで助けますよ」
曽良「また面倒くさい質問ですね。そのままほっときますよ。どうせ軽いから浮くでしょうし。川下あたりにいってそこらの岩か灌木にひっかかっているのをみつけて連れて帰りますよ。魚の何匹か飲み込んでてくれてたら水を吐かせると同時に食材が手に入るんですけどね」
妹子「えー?太子がおぼれたら?なんかやだなぁ。あの人追っかけてもどんどん流されそうだし。うーん。なんかもう、どうもしないかな」
質問です。あなたの上司が酔った勢いで押し倒してきたらどうしますか?
鬼男「……………………上になるのは、僕です…!」
曽良「意識が飛ぶほどぶん殴ってやりますよ、その場でね」
妹子「えー?うーん、酔った太子のやり方ってネチこいから嫌っ」
質問です。あなたの上司が泣いていたらどうしますか?
鬼男「そりゃなぐさめますよ。仕方ない。あの人だって責任の重い仕事をしてますから。どっか溜めこんじゃうところがあるし。まあ、酒でも一緒に飲んで月でもみにいって憂さ晴らしをしますかね」
曽良「ジジイのくせに泣くんですか?いや、あの人しょっちゅう泣いているか。…涙の理由によりますね。くだらないことで拗ねて泣いているなら即放置です。場合によっては断罪しますね。なにか悲しいことがあって泣いているのなら…そうですね、しばらく木陰から様子をうかがって、どうもダメそうだと思ったら近寄っていって話を聞きます。まったく面倒な廃人ですよ」
妹子「泣く?泣く―…?太子がねぇ。あの人が泣く時ってどんな時なんだろう。悔し涙ならしょっちゅう流しているような気がするんですけど。本当に悲しい時?うーん、でもあの人一生懸命励ますと、あっというまに図に乗ってかえってエバってくるからなぁ。あんまり甘い顔みせたくないんですよね。あの調子乗りの性格、思い出しただけでも腹立つ!でも、確かにあの人あれで意外とナイーブだから、陰でこっそり泣いているのかな。僕には関係ないけど。いや、でも今朝アジサイの陰とかにしゃがみこんでいたとき、あれ、泣いてたのかな。関係ないけど!…………しょうがない、ちょっとあのアホを探してきます」
終了。
これ、談義じゃない、ただの比較だったかも。
今回はこれにて終了です。ごめんなさい、寝まーす。
またチャレンジしたいな。読んでくださった方ありがとうございます。