恋愛系短編
□俺の彼女はBOYS LOVEでした・・・。
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高校の屋上。
空が茜色に染まった夕方・・・
髪の毛がストレートで背中まで長いの美人で優等生の秋樹 萌さん(同級生)と僕、井上 颯(自称かおは中の上。周りからは中の下)の二人きり。
高鳴る心臓・・・
「あ・・・あの・・・」
深く深呼吸をして・・・
「萌さん・・・」
「なぁに?颯君?」
口を大きく開いて・・・
僕はついに・・・
「好きです。」
告白した。
あぁもしもふられたらどーしよー。もう学校にいけないよぉぉぉ!!!やっぱ告白しなきゃよかった・・・家に帰りたい・・・早くベットにもぐりたい・・・・あぁ・・・・いとしの萌さん・・・どうか神様ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「いいよ。」
萌さんから普通にOKを貰った。
本当に普通に。
「ホント?」
思わず確認。
「うん。颯君の彼女になってあげる。私も好きだし。」
また普通に・・・
でもその言葉を何回も頭の中で再生した。
颯君の彼女・・・なってあげる・・・私も好きだし・・・
私も好きだし・・・
私も好きだし・・・・・・・・・
私も好きだしぃ????
私も好きだし!!!!!!!!
まさか・・・?
両思いじゃん♡
キャッホー
「本当に・・・ありがとな。」
「イエイエ・・・私こそもてなくて・・・変な趣味があるから・・・。」
変な趣味?
最後の言葉が気になったけど初彼女をGETできたからまぁいいや!
しかし・・・僕はこれから・・・不幸になることを・・・知らなかった。