第二十九話〜
□第無話
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第無話
昔昔、お姫様と王子様は、離れ離れになってしまいました。
しかし、お姫様と王子様は、お互いのことを忘れずに約束を果たすため、また巡りあうことが出来ました。
なのに、また二人は、運命のいたずらか、離れ離れになってしまいます。
でも、二人はあきらめません。
二人で築く未来を信じて疑いませんでした。
なのに、
なのに、
未来で待っている結末も、
二人を切り裂く困難が待ち受けています。
二人は、手を繋ぐこともできない、遠い遠い距離の中、
協力しあうことも出来なく、
どうやって乗り越えるのでしょうか。
お姫様は、王子様とまた会うべく、
血まみれとかん桶の中、茨道を、今日も逝きます。
また逢えると信じて…
新しく出来た仲間とともに…
王子様、
待っていてください。
私は、絶対に貴方と出会うため…。
この道を行きます。
もし決まった未来でも、
あきらめないで。
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