11/13の日記

23:24
サバ2仮想SS 出陣 〜〜神舞闘館編〜
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 駿河国で旗揚げを果たした老将・神名鉄之介は腹心の家臣と共に覇道を歩むことを誓いし武将たちが待つ本陣へと足を踏み入れた。

柳生「御館様、戦を仕掛ける心意気は賛同いたしましたが、ちと時代掛かってはおりませぬか」
保科「でも〜気合いは入ります〜」
鏡「ふふふ。気分を乗せるのも大切よ」
ヒナ「まあな。鉄爺が乗り気ならいいけどよ」
南「あのね」
神名「ほっほっほっほ」

 朝の訓示の最中を割って入るかのように、神舞闘館の道場の扉が勢い良く開け放たれた。

??「たのもー!」
沙霧「誰です!?」
六角「助っ人だよ」

 欧州でしばらく行動を共にしていた神名僚斗の依頼を受けて日本へ帰ってきた六角葉月だった。

鏡「欧州の殺人鬼?」
ヒナ「はは。とんだ隠し玉がいたもんだ」
六角「やっかいになるよ。……いいだろ、仙人の爺ちゃん」
神名「許す。よろしく頼むぞ」
六角「ああ。もちろんさ」

 新女にてパンサー理沙子やブレード上原の壁となり二人の才覚を覚醒させたという強力な柱を得た神舞闘館は女子プロレス界へ出陣を決定した。

南「六角葉月、まずは貴女が標的よ」
保科「俄然、やる気が出てきましたよ〜」
柳生「ふっ。面白い」

 若駒がいななく。

ヒナ「おい、鏡」
鏡「なあに?」
ヒナ「六角がきたならオレらも高みを目指せそうだ」
鏡「あら、他人の力をあてにしていたの? 葉月さんがいようといまいと私は高みを目指すわ。大先生の大望を叶えるために」
ヒナ「食えないヤローだ」
鏡「ふふふふ」

 嵐の前触れ。

沙霧「師匠」
六角「爺ちゃん」
神名「皆の者、出陣じゃ!!」
『応』

 静岡県袋井市民総合体育センターで彼らの闘いは幕をあげたのであった。


(つづく?)


 シリアスがもたなくなるのはいつ……?

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22:40
サバ2仮想SS ヒロイン爆誕! 〜RSA編〜
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 オーナーである大手芸能プロダクション社長の陰謀で女子ブロレス団体を経営することになった男の混迷の記録である。

社「違うわ! 何が混迷だっつーの!」
霧子「はいはい、興奮しないの」
社「井上」
霧子「じゃあ、仕事始めましょうか」
社「それなんだが」

 用意していた封筒から取り出した資料を手渡す。

社「このリスト使えると思うか」

 それは社自身が足で集めた情報と直感で導きだした次代のアイドル候補リストだった。

霧子「……さすがの情報力ね。充分使えるわよ」

 一人一人のプロフィールに目を通しながら、目的達成の力となりそうな人材の調書を選り分けてゆく。

霧子「この娘さんたちなら戦力となってくれそうじゃないかしら」

 机に並べられた調書は三枚。結城みか、堀 咲恵、新咲祐希子についてのものだった。

霧子「社長はこの娘さんたちを口説いてきて下さい。私はフリーで活躍中の選手の方をあたってみます」
社「わかった。……井上、出張費って経費で落ちるかな」
霧子「いってらっしゃい」

 とてもいい笑顔で凄まれてしまい、社は井上は倹約の鬼だと恐怖した。

 閑話休題。
 すったもんだがありまして、口説いた上でテストやったり、山口まで行って大食いバトルで善戦して認められたりして、なんとか三人娘をゲットしてまいりましたとさ。

ソニ「うきゅー」
堀「うにゃ〜ん」
ゆっこ「やるっきゃない。とおぉー!」
三人『ヒロイン爆誕!』
社「俺、参上!!」

 何故かカラフルな爆煙を背景に息の合ったポーズを決める三人娘+α。

霧子「頭、痛ぁ」
中森「………」
上原「元気があるのはいいんじゃない」

 霧子さんも頑張りましたよ。挨拶回りで行ったプロレス雑誌の編集部さんから得た情報を頼りにブレード上原&中森あずみという柱を獲得してきたのです。

社「さあ、みんな。あの天を掴むが如く頑張っていくぞー!」
ソニ「ソニックキャットにおまかせなのさね!」
ゆっこ「まっかっせなさーい!」
堀「頑張るにゃん」
中森「尽力します」
上原「ええ」
霧子「はい」

 河川敷を照らす夕日に向かってダッシュするライジングスターエンジェルスの愉快な仲間たちだった。


(つづく?)


RSAはやっぱゆるいカンジがするのよー。

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