麗しき幻想曲

□03:その名が示すもの
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「あれ・・・ここ・・・どこ?」


とりあえず、寝台の上にいることは把握できた。

友香はぼんやりとした頭をフル回転しようとする前に言葉がポッと出てきた。




必死にあやふやな記憶を辿っていく。




そして今自分がふかふかなベットに寝ているという事実があまりにもおかしすぎるという結論に至った。





「どうなっているの。。いったぁ〜」




勢いよくベッドから起き上がった友香 は自分の左肩の激痛に顔を歪めた。



部屋を見渡せば、そこには西洋風の部屋で細かなところにまで豪華な装飾が施されていた。



明らかに日本でみられるものではない。





状況を把握するためにも友香はベッドを抜け出す。











そして彼女は小さな丸テーブルの上に置かれた本を見つける。

ただ、表紙をめくればそこには見たことのない文字が羅列していた。
一体何が記述されているのだろう。
興味本位で本をペラペラめくっていた。












そのときだった



















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