歴史

□桜日和《高+俊》
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それは 暖かい桜日和でした――













「…高杉さん… 久しぶり…」

ぎしり…

「ごめんね… 遅れちゃいました…」

ぎしり…

「…怒っちゃいましたか…?」

ぎしり…

「ねえ 高杉さん…」

し…ん―

「…桜… 綺麗ですね…」

ざぁ…ぁ

「綺麗に… 散っていますよ…」

ざぁ…ぁ―




「…ねぇ 高杉さん…」


あなたは梅が好きと言いましたよね


「…梅を見に行きましょうよ」

時期は過ぎたけど

「…梅をみながら… 酒を呑みたいな…」


―ねぇ

いつもなら すぐ怒ってくるのに

僕の事 叩いてくるのに


「…ねぇ… なんで逝ってしまうのですか…」

あなたは怒って 暴れて 周りを騒がせて


笑って

何事もなかったように にかっと笑うのに



「…ねぇ 高杉さん…」


目を開けて?

ねぇ なにも終わってない


疲れているのですか?





「…うぅ"…っ」


僕はどうしたらよいのですか





「…酷いな… 僕は… 酷いやつだな…」


だって もうここにはいないあなたを 責めているんですよ?


ほら 怒ってくださいよ耳が壊れるかって程―

あなたは大きい声を出して 怒っていたじゃないですか

聞多には なんにも言わなかったくせに

僕を

僕のことばかりを


「怒って… くれたじゃないですかぁ"!!!」









ねぇ 高杉さん

神様っているかなぁ





ねぇ 神様

もう一度あの声を

あの笑顔を―

















その後 戊辰戦争で新政府軍が勝ち 幕府は滅びて


新しい国が誕生した―




ねぇ 高杉さん
また 怒ってよ

一人じゃ 何にもできないんだ

だから お願い

一緒に この国を







「…なんて、言ってみたり。」

「…ん どうした俊輔…?」
「なんでもないよ… しかももう俊輔じゃない。」





僕も 伊藤博文となって



この国を




みんなの分まで








高杉さん…―











「…馨っ!!遊郭に行こうぜ!!」





END


誤字脱字すいません。文ゴダゴダですいません。無駄に間開けてすいません。てか、読んでくださってる方はいますか?

史実完全無視な作品でございます。
すいません。

すいませんばっか言ってすいません。(笑)

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