daily小説
□初めての
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手が止まらない
まるで その行為に快感を覚えたかのよう
瞬く間に 姿形を変えていく己のそれ
背徳で 冷たい汗が背中を走る
もし ここに誰かが来たら―
考えるだけで 全身が凍るようだ
そう思いながらも 頭の隅で他人事のように
ただ しきりに滑らせる手を 止められなかった
「聞多っ!!前髪失敗しちゃった☆」
「紛らわしい前置き置いてんじゃねェェェ!!」
end
結論
私はやはり へんたいだった←←←
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