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彼氏に内緒で
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田島はがっかりしてしまった。エロ本なんかはよく読むし、みんなで猥談などすることもあるが、そういった知識はあまりなかった。キスをしたのも、エッチをしたのも花井が初めてだったから、花井とするまで知らないことが沢山あった。
それは、泉や三橋も同じで相手が上手くリードしてくれるからなんとかなっている。
「花井は付けたりしないの?」
抵抗しなくなった三橋の腕から手を離した泉が田島に聞いた。
「しない。前に、付けてって言ったら着替える時とか見えるからダメだって。浜田は?」
「付けたがるけど、俺がヤダって言ってるからやんない」
田島はふ〜ん。と、とりあえず納得してみた。
「三橋は嫌じゃないの?」
突然、泉に話しを振られて三橋は着替える手を止めて恥ずかしそうに答えた。
「俺のものだって印って…阿部君言ってた…」
「うわぁ…。阿部キモい…」
「じゃぁわざと見せる為に付けてるってこと?」
田島と泉は口々に言った。いっぺんに言われた三橋はどうすればいいのか分からなくなってしまった。
「なぁ三橋。俺にもちょっと付けさして」
オドオドしている三橋のオヘソの近くに目をつけた田島は、三橋を壁際に追い込むと、そのまま思いきり吸い付いた。
「や…やだッ。田島く…んやめて…」
だいぶ、長いこと吸い付いていた為、三橋のそこにはキレイなキスマークが付いた。
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