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□お兄ちゃんと呼んで欲しい!!(ハマイズ)
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泉は残さず全部食べてくれた。俺は食べ終わった食器を台所で洗った。
部屋に戻ってくると、ソファーで泉がうたた寝していた。
あぁ…。これは俺に対する嫌がらせですか?
口からヨダレ出して、気持ち良さそう。
ちょっとくらいなら気付かないよね…。
俺はドキドキしながら泉にキスをしようとした。
が、数センチのところで泉の目がパッと開いたと思った。ら…。
バチンッッ!!
と平手が飛んで来た。
痛い…。
「何しようとしてたんだよ」
ううっ…。
バレてますね…。
「えっと…。キ…スしようかな〜。なんて…。」
「最低!!」
確かに…。
でもこれは全て泉が可愛いのがいけないのだ!!
言ったらまた怒られるから言わないけど。
「すいません…」
「とりあえず、風呂入るから、タオルと着替え出しとけよ!!あと、くれぐれも覗くなよ」
信用ないのね…。
俺って…。
まぁ言われなければ覗いてたけど。
泉が出て来るのをじっと待った。30分くらいして出て来た。
顔がほんのり赤い。
タオルで拭きながら俺の前に座って、
「髪乾かせよ」
だって。
今日はあんまり機嫌よくないのか?