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声無き夜
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口の中に苦味が広がり、吐き気が込み上げる。口の中を暴れ回る指に、思考が奪われ、感じたくないのに下半身に熱が集中する。浜田は腰を揺らして、快感に耐える泉を横目に見ながら、机の上にあったクリップを二つ取り出した。泉はそのクリップを見て青ざめた。
そのクリップは業務用で平らな板が二つ重なり、かなりの力で物を挟む。二つ取り出した時点で、どこに付けるかは、一目瞭然だ。
「浜田ァァァァ。嫌だょ …ヒクッ…そんなの付けないでょ…。」
そんなものを付けられたら痛みで失神してしまうかもしれない。なんとしてでも阻止したい。しかし、そんな泉の叫びも虚しく浜田は容赦なく泉の小さな乳首にクリップを噛ませた。
「ギャアーー」
瞳をいっぱいに見開いて痛みに耐える。
「取って…痛いょ!!取ってよぉぉヒックッ…。はぁ…まだ…何でも…ひっくするからぁぁ」
「本当に何でもする?」
浜田がこの言葉を待っていたとばかりに、ニヤリと笑いながら尋ねた。泉は首を縦に大きく振り頷いた。自分に残された道は浜田の言うことを聞くしかないのだ。素直な泉に気を良くした浜田はズボンのチャックを下ろし、中から爆発しそうな己の欲望を取り出した。
「舐めろ」
普段命令などされたことのない泉は屈辱でいっぱいの顔で浜田のペニスを見た。自分より一つ歳が上だというだけで、何故ここまで差が出るのか。確かに泉は浜田に比べると身長も身体付きも大分差がある。浜田だだけでなく、同じ歳の男の子と比べても、小さく、華奢だ。
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