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感度測定研究所
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「三橋〜!!ちょっと来て!!」

三橋は突然、田島に腕を引っ張られて理科室に連れてこられた。

「田島…くん?なんで?ここで何するの?」

放課後の誰もいない理科室は人体模型や骸骨で薄気味悪るかった。
三橋は学校の七不思議を思い出して、怖くなった。
「早く、帰ろうよ…」

三橋情けない顔で言った。

「きたばっかじゃん。それに、三橋で試したいけとがあるんだよ!!」

田島に強く言われて三橋はなんとなく頷いてしまつた。

「この上に寝てみて」

田島が指さしたしたのは
実験などで使う机。

「早く」と急かされ訳も分からず寝てみた。肩や、ひじが水道の蛇口にぶつかった。

「田島…くん?」

三橋を仰向けに寝かせたまま、田島はカバンの中をあさったり、勝手に準備室から道具を持ち出したりと理科室の中を慌ただしく動いている。三橋の呼びかけにも、答えない。

「ねぇ…」

三橋は何度呼んでも田島が来ないので起き上がり、帰ろうとした。

「あぁ〜待って!!」

すると田島がヒモのようなものを持って三橋のもとに駆け寄った。
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