ﾒｲﾝ
□彼氏は誰！？
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「ねぇ、田島はちゃんと恋愛感情として俺のこと好きなんだよな？」
部室での一件から、花井の家に連れてこられて説教が始まった。
しかし、花井が言ってることの意味がよく分からない。
「野球が好き、肉が好きとかと一緒じゃないよな？」
う〜ん。
考えちゃう。
「多分…違う…」
花井は俺が曖昧に答えると、大きくため息をついた。
「いい？俺達仮にも付き合ってるんだよ！！泉や三橋とああいうことするのは浮気なんだよ！！わかるだろ？」
花井はさっき俺と泉と三橋がキスしたり、カキっこしたりしたことを怒ってるみたいだ。
花井ってこうなると長いんだよなぁ。
だいたいそんなに怒ることなのか？
ちょっとキスしたりしただけじゃん。
花井の話しが長くなりそうだから、俺は帰ることにした。
「帰る！！」
俺が立ち上がると花井は引き止めて来た。
「話し終わってないだろ？座れよ」
なんか花井怖い…。
「俺のことどう思ってるんだよ」
俺は小さな声で答えた。
「多分…好き。花井とキスしたいなっとか思う…」
これはホント。
なんか、花井の唇って柔らかくてキスすると気持ちがいいんだよね。