長編連載
□腐愛の檻2
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「はぁ…ん…ひぃッ…」
三橋は阿部の腹の上で必死に腰を振り続けている。
「もっと動かないといつまでもイケないぞ」
ベッドの上に寝そべった阿部は、三橋の尻を両手で撫でると、自分のものをくわえたアナルをゆっくりとなぞるように触った。
「阿部くん…さわ…ら…ないで…」
三橋は阿部の上で震えた。
「三橋がちゃんと動かないのがいけないんだろ?」
「ごめんなさい…」
三橋は阿部の胸に両手をついて、腰を動かした。
ぐちゅっという卑猥な音と、自ら腰を振っているという事実に身体は簡単に高まり、あっという間に絶頂期を迎えた。
「イク…イッちゃう…ごめんな…さい…ッ…あぁぁッ…」
三橋の身体が大きくのけぞり、三橋のペニスから精液が弾けた。
「あべ…くん…ご…め…なさい…」
阿部の胸元に飛んだ自分の精液を三橋は必死に舐めた。
苦くて生臭い味が口の中に広がっても、三橋は全て綺麗になるまで続けた。
「三橋はいい子だな」
舐め終えた三橋の頭を撫でながら阿部は大きく腰を揺らした。
「あッ…ひゃぁんッ…」
三橋の口から甘い声がこぼれる。
「三橋…三橋は誰のもの?」
「俺は…阿部くんのもの…阿部くん好き…大好き…」
三橋は叫びながら阿部に口付けをした。