長編連載

断絶ロジック3
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目が覚めた時、叶は自分の寮のベッドの中にいた。

「うッ…」

身体を動かそうとすると関節や、下半身に痛みが走った。
縛られたり、無理な体勢で犯されたり、昨日の叶は地獄のようなめにあった。
思い出すだけでも吐き気がする。

ベッドの横にある目覚まし時計を見ると、まだ明け方の4時だった。
朝練があったがこんな身体では到底無理だ。

登校時間までまだまだ時間がある。
もう少し寝ようと決め込んで目をつぶった。

ふと、昨日最後に織田が言った言葉が耳元をかすめた気がした。
だけどどうしても思い出せない。

叶は白くぼやけていく頭で考えたが思考はそこで停止してしまった。
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