管理人小説(テイルズ)
□第7話
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逃走後トリエット砂漠
「ねぇ内人?」
「なんだ?ジーニアス?トイレか?」
「けんだまで力いっぱいなぐるよ……じゃなくて、なんかさっきから内人に魔力を感じるんだ」
「あれっ?俺には魔力ないんじゃなかったのか?」
確かジーニアスに魔法を見せてもらった時俺も魔法を放とうとしたら魔力がないから無理だっていわれたんだよな
「さっきまでは感じなかったんだよ、でもディザイアンと戦っている辺りから急に感じ始めたんだ……」
「もしかしてエクスフィアが光って体内に入った辺りじゃないか?」
「そういえばなんかいつもとは違う力を体内から感じたな…」
「ねぇ!ためしに一回使ってみてよ」
「お、おぅ………ファイヤーボール!」
ボッ
小さな炎が少し出た
「おぉ!出たぞ!なぁ見たか!?」
マーテル様の言ったことはホントだったんだな
ちゃんとエクスフィアの説明してけよオイ
「でもまだ小さいねこれじゃあまだ攻撃には使えそうにないね…」
「まじかよ…ハァ…」
「なら僕と特訓しようよ!僕が内人に魔法の基礎から教えてあげるよ」
「サンキュージーニアスじゃあ後で頼むわ」
「うん!いいよ!」
「私からも一ついいか?」
クラトスが真剣な顔で近づいてきた
「どうしたんすか?クラトスさん?」
「先程のロイドと内人の戦いだが…」
「また足手まといだっていうのかよ!」
反発するロイド
「いや…まだ荒いが悪くはなかった…」
「えぇっ?」
クラトスさんが俺とロイドを褒めた?
「しかしまだまだ力不足だロイドは実戦経験はあるが基礎能力が内人に劣っている…今まで戦えたのはエクスフィアのおかげだろう……内人は基礎能力はあるが経験不足だ、それに自分の拳に頼りすぎだ」
俺とロイドの欠点をクラトスは鋭くついた
やっぱりすぐには無理か…
「じゃあどうすれば?」
「私が二人に稽古をつけてやる……神子の護衛が力不足だと私としても困るからな……」
「そうか〜クラトスさんが稽古を………
あれっ?護衛?
じゃあ!俺らも旅について行っていいんですね!?」
「お前達は最初からそのつもりだろ……それに神子が望んだことだ…私はただの護衛だから私に決める権利はない」
内、ロ「コレット!サンキュー!」
俺とロイドはコレットにお礼を言うと…
「だってみんな一緒だと心強いし旅もきっと楽しくなるよ!」
コレットいい子やぁ〜
「ねっ?先生!いいでしょ?」
「いいと言うしかないでしょ、帰れなんていっても帰れないしね…」
「あっ…姉さん…ごめん」
「もういいのよ…あなたたちのやったことは少なからず人助けなんだから……
ほら町が見えたのわ
後は町で話しましょ」
俺達は町へ行って今後の事を考えることにした