惨劇の舞台
□第零話 目覚め
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それはとても静かな夜で、とてもきれいな満月の月が空へと昇っていた日だった。
いつも通りボクは雛見沢の村人の後ろをついて行っていたのですが、何か妙な感じがするのです。
羽入(誰かに、見られている感じがするのですι)
ボクの姿は梨花にしか見えないのは自分でもわかっているのですが、まるで獲物を捕らえようとする獣の視線を感じるのです。
羽入はその嫌な感じを払うために頭を振る。
しかし突然、前方から茂みの音がしたのでそちらへと目を向けると……
今まで自分の前にいた村人がいなくなっていた。