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□神&清田side
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「…神さん、牧さんと春野さんってお似合いっすよね…
いつ頃から付き合ってるんすかね?」


「え?確か、綾ちゃんが中学の時だって聞いたけど…
と言うか、めっちゃラブラブだったな。
一緒にバスケしてて楽しそうだったし…

イイ娘だよな。礼儀もなっててバスケも出来て、その上すごく可愛いくて……
牧さんが羨ましいな。」


その言葉の後、神は真剣な面持ちで清田を見る。


「…でも信長、好きになったらダメだからな?」


「え…?」


「牧さんの大切な彼女なんだし、当然だろ。そもそも俺達に入る隙なんてこれっぽっちも無いよ。信長も見ただろ?
綾ちゃんのあの嬉しそうな顔…」


「神さん…」


清田は何やら思い詰めた様な表情を見せる。

(だから…諦める……?

…嫌だ!!俺は諦めないぜ。

彼女を必ず振り向かせてみせる…!)


(信長……)


「さっ、練習再開するぞ!」


「「 おうっ!!!! 」」
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