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□彼とのメール 2
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To : 紳ちゃんへ

今日も一日お疲れさま!

あのね…
私、今日男子バスケ部に入部したんだ!
明日からマネージャー業、頑張るね。
いつか海南と対峙する時が来るかも?

ゆっくり休んでね。おやすみなさい…


To : 綾へ

綾、この間はわざわざ来てくれてありがとう。
アイツらも喜んでいたし、差し入れの品も結構ウマかったぜ。

湘北のマネージャーか…
少し心配だが、頑張ってな。
赤木と一戦交える日を楽しみにしている。

P.S.
近々、また会えないか?
たまには一緒に出掛けよう。


To : 紳ちゃんへ

お返事ありがとう。
紳ちゃんの方から誘ってくれるなんて、嬉しいな〜!
じゃあ、金曜日とかはどう?
学校が終わったら駅で待ち合わせしたいな。
でも…キャプテンが不在で部活は大丈夫?無理だけはしないでね……


To : 綾へ

心配ご無用だ。もちろん練習も大事だが、俺にとって綾はそれ以上に大切な存在なんだ。

OK。じゃあ、金曜日にな。
おやすみ…



パタン…
牧と綾は携帯を閉じた。


( 綾…いつも側に居てやれず、すまない…… )


( 大切な存在…紳ちゃん…私も… )



二人の想いは交錯する。


ーー そして、夜がふけた ーー
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