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□流川side
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流川side

真新しい朝。
真新しい制服に袖を通し、俺は今日から晴れて高校生になった。
まぁ家から近いし、バスケ部もあるって事でこの高校を選んだ。昔から好きなバスケットだけは、続けていきたい。ただそれだけだ。

寝ぼけ眼のまま家を出てチャリに乗ったため、電柱にぶつかっちまってボロボロだ。
…まぁ、いっか。
とりあえず駐輪場に向かった。

すると、ある一人の女がいた。


(…?なんか、ひとりで感動してんな。)

女にあまりキョーミが無い俺が、声を掛けてしまった。何故なのかは分からない。
すると……


「るかわかえで…さん?
素敵なお名前ですね!」

「…!!」


舞い散る桜と共に、微笑んだ。
その笑顔がとてもキレイで、可愛いくて…
目が離せなかった。


「バスケだけじゃないかも…な……。」
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