華憑きは歌う

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■ヒロイン
・華憑き
→人の中でも妖に好かれる清浄な妖力を持つ者のこと。人では気付けないが甘い香りがすると言われる
妖やこの世の物ではないナニかを視たり触れたりする力がある
また、華憑きの人の心臓を食べれば不死となると言われ、その血肉を食らえばどんな傷も直ぐに癒すことができると言われている。満月の日は特にその香りが強くなる。
→逆に妖力の高い妖とならば、その血肉を代償に従えることができる
・両親が他界したため、祖父母のいる田舎へと越してきた
→父方の祖父母の家で、高1の梅雨時に転校してくることになる
→他界した理由
 …16歳になると華憑きの力は一層増すと言われており、十分に妖除けの儀式も行っていたが、高校生活1日目から帰宅したその夜、突然境内に妖が現れ、普段だと視ることもなかったような大物も現れ、両親の命と引き換えに生かされた。
・神社にいた時から妖の類に悩まされており、小さい頃からずっとつけている数珠のおかげでなんとか低俗の妖は追い払える
→その数珠は華憑きだった者の骨から造られた魔除けの数珠
(ヒロインの母方の曾祖母が華憑きだった為、その骨)
・母方の実家は神社で、母親は巫女として受け継いでいた。
→ヒロインもいずれは巫女としてと育てられていたが、華憑きであることが判明した時点でそれは叶わず、本殿に近づくことは許されなかった。


■月島蛍
・由緒正しい家系の吸血鬼の一族であり、その中でも最も稀なる純血種
→両親は共に混血種で、兄も混血種。
混血種の夫婦には基本的には混血種の子しか生まれないが、稀に遺伝子の変化で純血種が生まれることがあり、一族中から待遇され、その世代の当主となることが多い。
→混血種とは違い何においてもスペックが高く、容姿は特に男女共に美しく魅了されるものが多い
・小さい頃は種族の違いなど分かりもせず、仲良くしてくれる兄を慕っていたが、実は長男でありながら混血種に生まれ、純血種に生まれた自分を憎んでいたことを知り、それからあまり感情を出さないようになる
・転校してきた初日からヒロインが華憑きであることに気付く


■山口忠
・月島の幼馴染
→突然感情をあまり表に出さなくなった月島に最初は戸惑っていたが、あまり詮索しないでいた
・吸血鬼の混血種
→運動神経が吸血鬼にしては衰えていて、小さい頃はよく馬鹿にされていた
・ヒロインと関わるようになって、以前とは明らかに変わっている月島にホッとしていた
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