長編

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チーム解散宣言から数日がたった

カレンは納得できないモヤモヤから
リーの家にお邪魔しソファーで膝を抱えていた


 リ「カレン、出かけるぞ」

 『リー?どこへですか?』

 リ「格納庫だ
   バーニーが何やら動いてるらしい
   他の奴らも向かってる」

 『!!わかりました』


リーの言葉にカレンは上着を羽織り、
表に出るとすでにリーはバイクにまたがっていた
カレンはヘルメットを被りリーの後ろにまたがって
腰に抱き付いた
リーはカレンの腕がしっかりと自分の腰に回ったのを
確認すると格納庫にむけアクセルを入れた

格納庫に着く前にそれぞれのバイクに乗る
ガンナー・トール・ドムと合流
まとまって格納庫に着くとバイクから降り
格納庫の中に足を踏み入れた

中ではバーニーが戦闘の準備をしていた


 ト「仕事らしいな?」

 バ「……そうだ」

 リ「誰だあいつら」

 バ「連れだよ」


そこにはカレンとさほど
歳の変わらない4人の見知らぬ男女が銃器など
飛行機の中へ積み込んでいた

その4人こそバーニーが新チームとして集めた
ジョン・ルナ・ソーン・マーズだった
彼らもカレンの方を見ていた


 ガ「俺たちは?」

 バ「そのことはもうバーで話しただろう
   それにもう、あまり呑むな」


バーニーは酒を呑み続けるガンナーを咎めた
まるで長生きを願うかのように


 『彼ら、私とあまり
  歳が変わらないように見えますね』

 ド「殺されに行くつもりかい?
   若造たちばかりのチームで」

 バ「……邪魔せずとっとと出て行ってくれ
   10分後に出るぞ!」


バーニーは新チームに出発の時間を伝えると
背を向けて離れて行ってしまう


 ガ「なにもんだこいつら……」


ガンナー達は新チームに近づいた


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