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□序章
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今日は憧れでもある星月学園の入学式。私は隣を歩いている幼馴染2人に声を掛ける。
『翼!!梓!!一緒に入学出来て嬉しいよ♪』
翼「ぬははwwwそうだな!皆同じクラスだぬ〜ん♪」
梓「翼はともかく、あゆみが入学出来るとは思っていなかったけどね」
『ちょっとそれ酷くない!?』
梓「冗談だよwww」
もうぉ〜!!と私は頬を膨らましながら歩く。
背が高く独特の笑い方をするのは天羽翼。それとは対照的に背の低い黒髪が木ノ瀬梓。どちらも私の幼馴染だ。
だけど、私は幼い頃から梓が大好き!!
いつになったら幼馴染から抜け出せるのか期待もあるけど、この関係を壊したくないのもある。だから……
いつか……私の気持ちに気付いて……梓。