仮面ライダー

□夏とアイスと目眩
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バニラアイスを口に入れ、噛み付く。
口の端から、溶けたアイスがドロドロした液体となって溢れ出す。
それに気が付き指で拭うと、ぺろっと舐めた。
アイスが、暑さで溶けて、手首に落ちた。
ぺろぺろと舐めとる姿は、なんだか猫みたいだった。
一通り舐め終わって、アイスを口に突っ込んだ。

白い

アイスが

口から

溢れ出る。

顔が暑くなっていく。
ドキドキと心臓の鼓動が早くなる。
目眩のような感覚。
慌てて口元を隠した。
(あーあ・・・仕事中なのに・・・・・・やめてほしい・・・)

END
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