dreamnovel

□年下のアナタ
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『「ただいま〜〜」』


仕事が終わって二人で一緒に帰ってきた




1年経ってもまゆはちょっと緊張しているようでソワソワしてる




「ななん家くるの何回目よ(笑)」


『へへっ まだちょっとドキドキする』



そうほっぺを赤くして言うまゆを見るとやっぱり年下やなって感じる




ご飯も食べておふろも入ってあとは寝るだけ



まゆは髪がショートなのでななが髪を乾かしてる間にもうベッドに寝転んでた




ななもまゆの隣に入った





体の向きをまゆのほうに向けて話し始めた
まゆもこっちを向いてくれたので向かい合わせになった




「なぁ、まゆ」

『どしたの?』

「今からぶわーって喋るからとりあえず聞いといて」

『…え? う、うん』



目を丸くして驚いてるまゆ




『まゆが優しいのはななが一番知っとる。でもヤキモチとか妬かへんの?月に3回くらいスイカで遊びに行ったりしてもなんも言わんけど嫌やないん?なながかずみんの背中にずーっとくっついてたりするの見てなんも思わへんの? 楽屋とかでひっつきたいなーとか思わへん?』





とりあえず思ってたことを一気に喋った
その間まゆはずっと目を丸くしてビックリしてた



____フウッ____




『…ななちゃん?』


「?」


まゆは控えめに名前を呼んできた



『ヤキモチは…妬いてるよ。…たぶん結構妬いてると思う……』



「え?」

予想外の返事にこっちがビックリしてまう



『なにも言わないのは迷惑かけたくないからで……4つも下だしわがままとか言いたくないもん…』



うつむき加減でポツリ、ポツリと話すまゆ。




『楽屋でだって…その……ひ、ひっつきたいよ!……でもななちゃん嫌かなって思って…』



『まゆだって色々思うことはあるけど…やっぱりまゆの一番は……ななちゃんだから』




ななの大好きなクシャッとした顔で笑ったまゆ




年下の子にこんな我慢させとったんかって情けなくなった



まゆはもぞもぞ動いてななに抱きついてきた
まゆの方がちっちゃいので頭はちょうど鎖骨あたりに来る
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