dreamnovel
□年下のアナタ
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『別に我慢できるよ!これからもたくさん色んな人と仲良くしてほしいから…たまに構ってもらえたらそれでいいよ』
顔は見えんけど寂しそうにそんなこと言うまゆ
やっぱり我慢してたんや…
「…まゆ? こっち見て?」
『いやぁ…』
ぐりぐり顔を押し付けてきてなかなか向いてくれない
まゆの頭の下に腕を入れてギュッてした
「そんなに我慢しとったん知らんかった。ポーカーフェイスやからなんとも思ってないんかと思っとったわ。」
「あんな、まゆ? ななの一番もまゆなんやで?いっぱい我慢なんかさせたくない」
まだまゆはこっちを見ない
「まゆにヤキモチ妬いてもらえてめっちゃ嬉しい…やから次からは我慢せんとちゃんと言おな?」
ちっちゃい子に語りかけるように優しく話すと
『…んぅ』
「やっとこっち見た」
左手でほっぺを撫でてあげると嬉しそうに笑うまゆ
「ほんまにまゆかわいすぎや。」
『ななちゃんもかわいい〜』
そういってお互い笑い合った
___年下のまゆが大好きやで___