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□Love you , Miss you
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『かわいいね』


そういってポンッて頭を撫でられる


「ん、」


『睨まないでよぉ(笑)』



ななに撫でられるのは好き
でもかわいいって言われるのは内心嬉しくない



恋に年の差が関係ないなら
子供扱いするのはずるい




もっとオトナっぽく もう少し早く生まれてたら…




「なぁちゃ〜ん、行こ〜」

『あ、かずみん!行こー!』




いつものようにかずみんと仲良く仕事に向かうなな




走って大好きな人の隣を奪いに行く





「あ、飛鳥! 珍しいね」


『ふふっ どうしたん?』


「なな、一緒に行こ」


「飛鳥もそんなこと言うんだ!私は先行ってるね〜」


かずみんは笑いながら先に行った




『飛鳥はヤキモチ屋さんやなぁ〜』

なんて笑って手を握ってくれるけど




キュンとするこの心も
初めて見せた素顔も
全部ななだけのもの だれにもあげないの




『飛鳥?』



覗きこんでくるななに


「ななは私のもの。私もななのもの。」



そう言うと、やっぱり優しく

『かわいい』

って頭を撫でるんだ
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