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□ふたり
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_今日こそ言うんだ!_





「な、な、なぁちゃん」

『ッ、、どした』
(西野〜 ちょっといいかー)


『あ…』


「あ…いいよ!また今度で」





((あー。なぁちゃん行っちゃったね))
((かずみん頑張って声かけたのに。))




__だめだ…恥ずかしくて言えない___


「かずみん!」


ハッと顔を上げるとそこには
まいやん、ななみん、まいまい、さゆりんがいた



深))「あともうちょっとだったのに〜」

橋))「なぁちゃんも恥ずかしがり屋さんだからねぇ。」


松))「かずみんもっと積極的にならな!」

白))「そうだよ!2人とも付き合ってるんだしもっと図々しくなってもいいくらいよ?」




そう。みんな付き合ってることを知ってるし、お互いがなかなか前に進めないこともお見通しだ







深))「きっとそろそろ帰ってくる頃だから、ゆっくりちゃんと伝えてあげて?」

橋))「もっと自信もっていいんだからね」




2人ともとっても優しい笑顔で「頑張れ」って言ってくれた




松))「あ、なぁちゃん帰ってきたで!」





なぁちゃんはチラチラこっちを見てるけど話しかけてはくれない



さゆりんがいたところを見ると、まいやんとさゆりんが(だ・い・じょ・う・ぶ)って口パクで言ってくれた




_よしっ_







「な、なぁちゃん!」


『あっ かずみん』


「き、今日… ない…?」


『え? ごめん、なんて言った?』


「今日さ…うち来ない?」




((おー!かずみんやっと言えた!))


((なぁちゃん、ちゃんと返事できるかな))




『ッ… えっと』


「あ!!ほんとに無理ならいいの!急にごめんね!!!」


『いや…あ…の』



やっぱり無理だよおぉぉぉ
なんて思ってたら

「なーなせっ!」

その声はまいやんだった
コソコソ耳打ちしてどこかへ行った




するとちょっと顔を赤くしたなぁちゃんが


『む、無理やないよ…ずっと…』


「え?」


『ずっと…誘ってくれるの待ってた』


「え、なんて…え?!」



『もうっ!二度聞きは禁止やで!はやく帰ろ?』





みんなのほうをみると笑顔で

(がんばったね)

って言ってくれた
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