07/28の日記
08:47
さくらの誕生日
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今日帝都の推しのさくらくんの誕生日やん!
ということなので大さくのSS作りました。(独自設定あり)
今日は私にとって特別な日。
そう、誕生日である。
もちろん、皆から誕生日プレゼントをもらった。
マリアさんからは私の好物、アイリスとレニからは私の似顔絵、織姫さんからは私の好きなバラ、紅蘭からはマッサージチェア、カンナさんからは沖縄で拾ってきたきれいな貝殻、しかもすみれさんからは私の欲しがっていたお洋服が送られた。
嬉しいのだが、愛おしい人からはまだ何ももらっていない。
(もしかして……私の誕生日忘れてるのかしら)
自身の部屋で落ち込んでいるとノック音が鳴ったあと
「大神だけど、さくらくんいるかい?」
愛おしい人の声を聞き、私は一気に嬉しい気持ちが上がり、すぐに扉を開けた。
「大神さん!どうかされたのですか?」
「上野公園に行こう」
「……は、はい?」
私は疑問に思いながらも大神さんにつれられて上野公園へと向かった。
「うわぁ……もう葉っぱが緑色だ」
「えぇ、もう夏ですからね」
私と大神さんは帝都全体が見えるところまで行った。
「……さくらくん、初めて会ったとき覚えているかい?」
「はい、初めて会った大神さんはなんだか頼りない印象でした。今もですけど」
「ひどいなぁ!せっかくここでプレゼントを渡そうとしてたのに……」
「……え?」
私は驚いた。
大神さんが私の誕生日を忘れていたのかもしれなかったから。
私が驚いていると大神さんは私の前に跪き、小さな箱を取り出して、中身を見せるように開けた。
「指輪……!?」
「さくらくん……いや、さくら、ずっと永遠に俺と一緒にいてくれるかい?」
「……はい、あなた」
私は微笑んで返事すると大神さんは立ち上がって私にキスを送ると彼は微笑みながらこう言った。
「俺からの誕生日プレゼント」
この年の誕生日は最高だった。
だって、愛おしい人と共に永遠に歩んでいく約束をしたのだから……
さくら誕生日おめでとう!
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