家族日記

□大羽根市倒壊率No2の家
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〜真宮寺家の食卓〜

若菜(どうもみなさん。真宮寺若菜でございます。今日は一馬さんが出張、お義母さまが用事でいないので娘とお義父さまと3人でのお夕食なのですが……………)

さくら「………」

龍馬「…………」

若菜(これが本当に一家団らんなのかという気まずさです……)

龍馬「……さくらよ」

さくら「……何か?」

龍馬「学校の方はどうなんだ?」

さくら「えぇ………それなりにうまくいってますよ。政宗と片倉先輩も部活がんばってますし」


龍馬「またあの脳筋の若造か」

さくら「……………!!政宗は脳筋じゃありません!こう見えて成績は悪いけど野球では策士なんです!」

龍馬「そうか……ならばアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホa(ry」

さくら「黙りなさい!設定画とかないくせに!バカバカバカバカバカバカバカバk(ry」

若菜(………何よこの小学生レベルの口喧嘩!?)

龍馬「………やるか?」

さくら「…………いえ、今回は政宗を侮辱されていつもより腹が立っているのでもっと楽しい方法で……………ふふっ……………文字どうり料理してあげますわ♪」

冷蔵庫からいつものずんだ餅と……今回は超巨大な肉切れを何枚も取り出し龍馬に頭からかぶせるさくら。

龍馬「くく………はははははは!!何をするかと思えばなんだこれは?わしに御馳走でもしてくれるのか?」

さくら「いえ。あ な た が 御馳走になるんです。マサムネー!!アイクサーン!!カービィノシンシュー!!ゴハンデスヨーーーーーーー!!!!」

次の瞬間二つの青と紫の閃光が一斉に龍馬めがけて飛んでくる。

若菜(何よこれ?!新種の魔法?!)

政宗・アイク・イレース「Hey、さくらor呼んだか?or呼びました?」
若菜(人間だったァァァァァァァ!!)

さくら「特上の肉を用意しました。どうぞ存分に食べて下さい。あのジジイごと喰らっても一向に構いませんので。政宗はずんだ餅食べていいからね」

3人「( ゚д゚ )ジュルリ」

龍馬「ちょ,こっち見んな人外ども!!来るなあぁぁぁぁっっっ!!」

飛び交うWAR DANCE、ラグネルの衝撃波etc

政宗「ZUNDAAAAAAAAAA!!」

アイク「肉ぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」

イレース「お腹が空きました……」

さくら「ははは!!見ろ!!ゴミのようだ!!」

若菜「もしもし?!一馬さん?!お義母さま連れてきて!!今すぐ!!」

<数時間後>

アイリ・ツイハーク「うちの子がとんだご迷惑をお掛けしまして…………」

若菜「いえ………悪いのは娘と義父ですし,家屋倒壊なんて良くあることで……」

アイリ(この人も大変なのね……うちよりはマシな方だと思うけど)

さらに数時間後

セネリオ「こんにちは,グレイル工務店の者です。家の修理に参りました」

アイク 「すぐに済ませるからな。任せておけ」

イレース「……ここってお弁当出ますか?」

自分たちで壊しておいて何事も無かったかのように自分たちで直す。それがグレイル工務店。

尾張


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