家族日記
□魔法少女サクラーズ♡
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アル「あれ?母さん何してるの?」
アイリ「これから新作アニメが始まるのよ。一緒に見ない?」
アル「へー、母さんがアニメ見るなんて珍しいね。ちょっと見てみようかな。タイトルは?」
アイリ「『魔法少女サクラーズ』っていうタイトルよ」
アル「あれ、どこかで聞いた事があるような……。気のせいかな?」
アイリ「あ、始まるわ」
真さくら?『魔法少女』
天さくら?『サクラーズ』
真天『はっじまっるよー♡』
そして、某プリキ〇アみたいなOPが流れる。
アル「さくらさんと天宮さくらさん!?」
幸村「おぉ、母上が言ってた番組、もう始まっていたのか!」
アイリ「本編はこれからだから大丈夫よ」
真さくら?『いっけない!遅刻だわ!』
私、真宮寺さくら!いつもは普通の高校生だけど実は……
天さくら?『真宮寺先輩、おはようございます!』
この子は天宮さくらちゃん。私の可愛い後輩なの!
そして、私とさくらちゃんは地球を乗っ取ろうとする魔界からの使者を倒すために生まれた……
サクラーズなのです!
アル「さくらとさくらって……どっちかどっちか分からないよ……」
アイリ「そういえば敵役ってどんな方なのかしら……?」
アル「確かに」
その後舞台は昼休みの学校へ。
『きゃーっ!!』
黒アイリ『あははっ、そのまま苦しめばいいわ!』
アル「母さん……」
幸村「母上……」
アイリ「あ、あ、あ、あれは、アンリマユよ!だからそんな冷たい目で見ないでぇぇぇぇぇぇ!」
真さくら?『そこまでよ!』
天さくら?『純粋な乙女を汚すとは……私達が許しません!』
帝国華撃団の隊服を魔法少女風にアレンジしたサクラーズが現れた。
アル「一体ナニをしてたんだろう……」
幸村「捕まってただけでござるよ?」
アル「にーさんはまだ知らなくてもいいから……」
真さくら『行くわよ、さくらちゃん!』
天さくら『はいっ!』
破邪剣征!桜花放神!
バケモン『くぎゅううううううううううううううう!』
アル「バケモン釘宮病だったの!?」
アイリ(あなたも釘宮病の原因のひとつでしょ……)
黒アイリ『くぅ……覚えておきなさい!』
ヒュン
これにて一件落着☆
アル「つか制作会社どこなの……あぁ、この放送局、オオハッネーTVか」
アイリ?「私には分かります、サクラーズが大ヒットすると!」
幸村「鶴姫殿!?」
アル「鶴姫さんじゃないから。多分プライド叔父さんだから」
そして本当にサクラーズが大ヒットしやがった。
アル「え、本当に鶴姫さんだったの!?」
尾張