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□歪んだキス
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ぐったりとした私の足を開き、間に顔を埋めようとする亜生さんの手を止める。
何をされるか察し、ぐっと足を閉じようとするがこじ開けられて閉じられない。
「亜生さん、待って!」
「恥ずかしい?」
こくこくと頷く私に嬉しそうににやりと笑う彼はそのまま顔を近づける。
抵抗も虚しくそのまま秘部に触れる舌にビクビクと揺れる腰。上に逃げようとするが腰を掴まれ下に引っ張られる。
「亜生さ、んっ、いったばっかりだから…、ひっ、んんっ!」
無視してそのまま続ける亜生さんに私の独り言といやらしい水音だけが部屋に響く。中に舌を入れ、赤く腫れあがるそこを強く吸われ、ピチャピチャとわざと音を立てられる。
「亜生さ、また…っ、やめ、あっ、いっちゃう……っ、!!」
彼の髪をくしゃりと掴み、閉じようとする足はまた抑えられて、すぐにまた果てた。
口元を軽く手で拭うと肩で息をする私のおでこにキスをして気持ちよかった?と意地悪い笑顔で聞く亜生さん。
そのまま慣れた手つきでゴムをつける。このまま続けて攻められては今度こそおかしくなってしまう、そう思い待ってという私のわずかな抵抗は聞かず入れるとすぐに腰を動かし始める亜生さん。
「んっ、ああっ!亜生さん、亜生さ、…っ、」
「ほんまかわええ、もっといってええよ」
「気持ちい、ああっ!」
「!ちゃん、好きや…」
その言葉、何人の女の子に言ってるの?
快感の波にのまれながらも、冷めたことを考えてしまう。
そんなことを聞ける筈もないけれど。
両手を伸ばし亜生さんの体を引き寄せるとこちらに微笑みキスをしてくれた。
二人で果てるその前に、私も他の子と同じように首筋に痕を残した。
歪んだキス
(目を逸らして曖昧にして)