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□歪んだキス
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薄暗い照明に照らされたベッドにふわりと寝かされて、ネクタイを緩める彼の手元をただ見つめていた。
私はなんて簡単な女なんだろう。
何も言わない私に微笑み、首元や耳にリップ音をたてながら何度もキスをする。そのまま口に深いキスをしながら簡単に脱がされる服。下着だけになった身体が恥ずかしくてシーツを引くが、その手も抑えられて眼を瞑るしかなかった。
「!ちゃん、可愛い」
「…っ、見ないで…」
「触っていい?」
声も出ず静かに頷く。慣れた手つきでホックを外すと、優しく触れる彼の手。その丁寧な手つきと舌遣いに声が漏れるのを必死に堪える。硬くなる先端を甘噛みされると少し声が漏れてしまいくすっと笑う亜生さんに顔中に熱が集まるのが分かった。
「ここ、弱い?」
「違っ…」
「ええよ、分かってるから」
そのまま最後の一枚も脱がされる。私はもう何も身にまとってないのに、亜生さんは全て身につけたままだ。
「亜生さん、も、脱いで下さい…」
「…はっ、煽るなぁ」
メガネを外しワイシャツのボタンを一つ一つ外し始める。そのまま下着だけとなった彼の主張するそこに思わず目を逸らした。
普段の亜生さんからは想像つかないくらいの色気に心臓がうるさく音を立てる。
一度抱きしめられて、亜生さんの手が私のそこに優しく触れる。
軽く触れられているだけなのにビクビクと身体を震わせて漏れそうになる声を必死に両手で抑える。
「声、我慢せんでええよ」
「…っ、ふっ…」
「ほんま可愛いな…、でもそんなんされたらもっと鳴かせたくなるわ」
「え、…ひああっ!?」
「ここ?奥がいい?」
「やぁっ、分かん、ない…亜生さ、亜生さん…っ、待って…っ!」
急に中に指を入れられて思わず亜生さんの手を掴んだ。反対の手で優しく剥がされて、出し入れされる度にぴちゃぴちゃと音を立てるそこ。声を抑えることも出来ずすぐに果ててしまいそうで快感から逃れようと引く腰も掴まれて押さえつけられる。
「亜生さん、私、もう…っ、」
「ええよ、力抜いて…」
下腹部を軽く押され、中からぐりぐりと指で弱いところを執拗に責められる。声を抑えることも出来ず、そのまま簡単に一人果ててしまった。