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□ふたりの時間を、
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「結局いつも通り…」


思った通りの反応だ。

ベッドの隅に膝を抱え座る!。抱きしめようとしたらムスッとした顔でこちらを見る姿に思わず頬が緩む。

「そんなブスッとせんと…、可愛かったで!?」

「っ、うるさい!」

「でも、!があんなに積極的だなんて知らんかったわぁ」

「ちがっ…」

「いつも物足りんかった?」

「〜〜〜っ、」

あぁ、いじめすきたようだ。
シーツにくるまり背を向けられてしまった。

「ごめん、ごめんな?」

「…」

「こっち向いて?許してや!」

「…キス」

「ん?」

「キスしてくれたら許す…」

シーツから少しだけ顔を出しチラリとこちらを見る姿にニヤけを抑えながら彼女を抱きしめる。

「また、しような?」

「…たまにね」

「うん」

目を瞑り頬を染める彼女に、僕は優しくキスをした。




ふたりの時間を、

(愛してる)



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