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□ふたりの時間を、
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ベッドに腰掛け、その柔らかい唇に何度もキスをする。
舌を絡ませれば次第に息苦しくなったのか僕の服の裾を柔く掴む。唇を放すと肩で息をしながらとろんとした瞳でこちらを見つめてきた。
あぁ、なんて可愛いんだろう僕の彼女は。
「!…」
「だめ、待って」
「どうしたん?」
彼女を優しく寝かせようとした左手は掴まれ、そのままベッドに押し倒されてしまった。
「今日は私がリードするの」
「…なんで?」
「だって、いつも私ばっかり余裕無いんだもん。今日は私が気持ち良くしてあげる」
ね?と、言いながらベルトを外し下着を下げると僕のそれを口に含む!。
一体何の思いつきなのだろう。急な展開に驚くけど、こんなにも積極的な!は珍しくて胸が高鳴る。
「気持ちいい?」
「っん、気持ちええよ」
小さな舌を一生懸命動かし、質量を増すそれに苦しそうな表情を浮かべる。そんな彼女の頭を撫でると嬉しそうに笑った。
「!、もう…」
「なぁに?」
「もう入れたいから」
「もう〜?」
いつも自分ばかり僕の思い通りにさせられて弄ばれてるのが面白くなかったのだろう。
どうしようかなー、なんて言いながら僕のそれを指で突つく彼女はとても楽しそうだ。
「なぁ、お願い!」
「んー、」
「触っても、ええか?」
「だめ」
「これぐらいはリードさせてや。それとも、自分でするん?」
「うっ」
「な、ええやろ?」
起き上がり頬にキスをすると小さく頷いてくれた。